「飽きないデニム」A.P.C. ニュースタンダード 〜お気に入り紹介①〜

こんにちは!
たくです。
お気に入り服その1、A.P.C.のニュースタンダードについて書きます!シンプルで飽きのこないデニムを1本見つけたいという人におすすめ。
今回の記事、デニム好きの人にしか通じない内容も多いです(笑)
A.P.C.ニュースタンダードとは
まずは写真を1枚。

(購入日に撮影したもの、着用は試着時の1回のみ)
A.P.C.とは
読み方は「アーペーセー」です、エーピーシーじゃないのね。読み方からおしゃれ感が漂ってきてます。
フランスのアパレルブランドで、一人のデザイナーさんが立ち上げて今日に至っているそうです。
A.P.C.のアイテムはニュースタンダードしか持っていないので、よく知っているブランドというわけではありませんが、カタログとかを見た感じどのアイテムも至極シンプルです。まさに「シンプル イズ ベスト」を体現しているブランドです。
でも、どれもシンプルなのになぜかいいんですよね。着ているだけで「おしゃれな雰囲気」が出る服たちなんだと思っています。僕はその理由を詳しく説明できませんが、きっと細部にデザイナーさんのこだわりが詰まっているんでしょう。
ニュースタンダードとは
そんなA.P.C.の中でも人気が高いのがデニムアイテムです。上質なデニム生地を使って、無駄な装飾を施さずにシンプルに仕上げられています。
そして、デニム商品のメインが4種類のデニムパンツです。(デニムジャケットもめちゃくちゃかっこよくて、すごく欲しい1着です。今回はデニムパンツのみに焦点を当てて。)
太い方から順に
- ニュースタンダード
- プチスタンダード
- プチニュースタンダード
- ニューキュア
という名前がついています。僕が持っているニュースタンダードは、これら4種類の中では1番太いモデルです。どんなパンツかというと、
- シルエットはストレートで、ほんのちょっとだけ裾がしぼってある。
- A.P.C.のパンツの中では比較的ゆとりのあるモデル。(A.P.C.は全体的にスリムなアイテムが多いので、デニムの王様Levi’sと比べると細い)
- 色はインディゴ、「いわゆるデニムパンツ」な濃紺色。
- 一般的なデニム生地よりも肉厚な14.8オンスの生地を使用。
- リジッド(糊付き)のバリバリの状態で購入しました。
- サイズは27インチでジャストです。(身長177cm、体重58kgくらい)
購入動機
僕がニュースタを買ったのは昨年の5月ごろでした。今ちょうど1年くらい経ったところですね。
僕からしたらかなり高いデニムなんですが、なぜこのニュースタを買ったのかというと、
- リジッドデニムを履いてみたかった
- 分厚いデニムが欲しかった
- スキニーとかじゃなくてストレートデニムが欲しかった
- 日本製のデニム生地を使っているのがなんかいい
- ネットでコーデを見ていて、ただただかっこいいと感じた
- デザインがシンプルで良い
こんな感じです。上3つの条件でいくつかネットで候補を探しましたが、A.P.C.の「シンプル イズ ベスト」な感じに惹かれました。
色落ち具合(デニム好きの人向け)
リジッドデニムを履くことの醍醐味は、履きこむことで履きジワを付けて自分だけにフィットする1本、相棒に育てることです。そのシワに沿ってメリハリのある色落ちになるとかっこいいデニムパンツが出来上がります。履きジワが付く前に洗濯してしまうと全体的にだら~っとした色落ちになり味気ないデニムパンツになっちゃうんです。
まだ履き始めて1年なので色落ち具合はこれからという感じですが、比較の写真を貼っておきます。
まずは購入時の画像(昼間撮影)。




深いインディゴの色味が上品でかっこいいですね~。糊がついているバリっとした様子が画像から見て取れるでしょうか。分からないか(笑)
ウエストがきつきつのサイズを買ったので、最初の1か月くらいはボタンを開け閉めするのも一苦労でした。糊を落とす前バリバリの状態のときに履いた感想は、「これは本当に服なのか、、、厚紙でできた履物のようだ。か、硬い、、、」でした。
それからの着用頻度と洗濯歴はこんな感じ;
・昨年5~6月:週2くらい
・真夏に入る前に洗濯(1回目)
・7、8月は履きたい気持ちを抑えてお休み(履くだけで汗かくから)
・9~10月:週2、3
・洗濯(2回目)
・11月~:週3、4
・洗濯(40日に1回くらいのペース)
※3月ごろ、大雨の中を移動してびしょびしょに濡れてしまったことはかなりショックでした。こうなったら洗濯せざるを得ない、、、。酸性の雨のせいで変に色落ちが進んでしまうかと心配しましたがそれほどではありませんでした。
洗濯は毎回洗濯機でしています。急な色落ちを避けたいので洗剤には、ジーンズ専用洗剤「J-Washer」を使用しています。洗濯槽にある程度水が溜まったら洗剤を入れ、裏返して畳んで洗濯ネットに入れたニュースタを放り込みます。
(楽天市場で、300mlと1Lの販売があります。僕は1Lを購入しました。天然素材を使用した中性洗剤なので、デニム以外のデリケートな洋服の洗濯にも使えます。)
今までにトータル6,7回洗濯したと思います。履きこみ洗濯していくたびに生地は柔らかくなり自分の足の形になじんできました。
初めのころはシワは付いてもはっきりした色落ちはなかったんですが、4回目の洗濯の後くらいから加速度的に色落ちが進んできたように感じます。というか、目で見て分かるくらいの色落ちになってきたということなのでしょうか。
1年履いた画像。(夜間撮影)


まえ。ヒゲができてきています。



うしろ。イスに座って擦れる部分の色落ちが早い。

右足ひざ裏。若干ハチノスの形の色落ちになりつつある。左足も同じくらい。

ベルトループ。地味ですが色落ちが1番進んでいる所なので。
スキニーパンツではないので、それほどバキッとした線は入っていませんが少しずつ自分だけのデニムになってきています。ときどき色落ち具合を見てはにやにやしています。(この感覚はデニム好きにしか通じない。)
これからさらに履きこんでいきます。
ここから更に半年後、2年後の色落ちと縮みについて別記事を書きました:
縮み
リジッドデニムは洗濯すると縮みます。A.P.C.のデニムは縦方向に縮みます。正確な比較ではないのですが、おそらく3~4cm縮みました。僕は裾上げはしていません。購入時に店員さんと話をして、縮む分を考慮して切らなくていいと判断しました。
ウエスト周りはむしろ伸びます。なのでジャストで着用したい人は購入時はボタンがギリギリ閉まるくらいのサイズを選ぶのがいいと思います。洗濯すると元の太さくらいに戻りますが履いているうちにすぐ窮屈さはなくなります。
1年履いていて思うこと
シンプルなのでどんな服とも相性がいいです。きれいめに着てもストリートっぽいアイテムと組み合わせても違和感なくきまります。
あと、太さがちょうどよくてどんな靴とも合います。ロールアップせずに少しくしゃっとさせてブーツと合わせたりロールアップしてローファーやレトロスニーカーと合わせたりします。
シンプルなニュースタに合うおすすめのローファーをこちらに書きました。
幅広い着こなしになじむので、飽きません。
飽きがこないもう一つの理由は、色落ちなどの経年変化があるからなんでしょう。デニムの面白さですね。
最初はバリバリで履くのに苦労していましたが、今ではもう履いていて心地よいと感じるほどになじみました。かなりツンデレなやつです。
肉厚のデニムが、「デニム履いてるぜ!」と感じさせてくれて僕を満足させてくれます。
まとめ
僕のお気に入り服 その1:A.P.C.ニュースタンダードの紹介でした。
見た目も履いているときの生地感も大好きな1本です。シンプルで幅広く着回しできる万能ボトムス。
長く着られるド定番の1本を探している人におすすめです。
これからもガシガシ履いていきます!今後また、経年変化の様子を書くかもしれません。そのときはまた読んでください。
読んでいただき、ありがとうございました!
ではでは~。
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