「一浪して京大へ」僕の大学受験記

「一浪して京大へ」僕の大学受験記

こんにちは!

たくです。

僕の大学受験がどんなものだったかについて書きます!受験に関して悩みを持つすべての人におすすめ。

受験勉強期

志望校決定

志望校を京大の理学部に決めたのは、高2の夏ごろです。

僕が通っていた高校は、田舎の、「地方の(一応)進学校」で、受験で言うならば「地方の国公立大学に受かれば上出来」くらいの学力です。ですから、京大・東大・早慶・一橋といった難関大学を受ける人は、僕が知る限り一人もいませんでした。

模試の結果が良かったこともあり、先生に背中を押してもらう形で、京大を目指すと決めました。

高校2年

僕は陸上部で長距離をしていて、平日の放課後は毎日練習がありました。土日もどちらかは半日練習です。練習はきつかったけれど、とても楽しく充実しした時間でした。

ただ、勉強との両立はうまくできていませんでした。練習の後は疲れて眠く、睡眠時間を削ってまで勉強する気力・体力を僕は持っていませんでした。

授業の間とか、電車の待ち時間(田舎ではなかなか電車は来ません)とかの隙間時間にちょこちょこ宿題やら予習やらを済ませていました。

難関大を目指す人は、よほど賢い人でなければ、周りの人よりたくさん勉強しなければなりません。クラスで出された課題の他に、数人の先生からは、追加で難しめの問題をもらっていました。

それをもらうのはやる気があるようでいいのだけれど、この頃はそこまで手が回ってなかったですね。やらないといけないっていう緊迫感みたいなのも少なかったと思います。

この頃やっていたのは、学校の授業の予習、宿題くらいでした。

ただし、定期テストの前にはかなりしっかり勉強していました。全教科、テスト範囲は必ず網羅して、ほとんどの教科で満点を狙っていました。テストの中身が易しかったので、勉強しさえすれば誰でも高得点を取れました。定期テストをないがしろにして受験勉強のことばかりを気にする人もいますが、毎回しっかり勉強することは大学受験に必要な基礎学力につながります。

高2のころの生活を思い出して(もはや半分は想像して)みると、こんな感じでした。

・平日:6時ごろ起床、6時半すぎに家を出る、7時過ぎに学校に着いて自習、7:40~課外講座(40分)、9時前~17時ごろ授業、~19時前部活、19時半頃帰宅、~22時ごろ風呂とかご飯とか、~24時くらい勉強、就寝

・休日(部活あり):7時過ぎ起床、8時前に家を出る、9時前~12時前部活、13時ごろ~17時勉強(@図書館)、17時半帰宅、~21時ぐだぐだ&風呂とか飯とか、~24時くらい勉強、就寝

・休日(部活なし):8時過ぎ起床、9時過ぎ~17時勉強(@図書館)、17時半帰宅、~21時ぐだぐだ&風呂とか飯とか、~24時くらい勉強、就寝

振り返ってみると、平日はかなりきちきちの生活でした。学校にいる間は、息つく間もないってくらいに何かやってた気がします。こんな生活、家族の支えなしにはできないなぁ。

休みの日は、部活行くか図書館で勉強してるか家で家族とテレビ見たりしてるかでしたね。たぶん。友達と買い物行ったりカラオケ行ったりは一切してませんでした。いや、友達は結構いましたよ(笑)

高2の生活の、うっすらと覚えていることを思い出してみると、楽しい思い出ばかりです。学校行事も、部活も、生徒会活動も、勉強も、授業も、クラスの雰囲気も。当時は忙しくて大変だったんですが、あれが青春だったんでしょう。

年取りました。

このころもっと勉強していたら、現役で京大に受かっていたかもしれません。

高校3年

高3になると、全国の頑張っている人たちに追い抜かれて、模試の判定が悪くなってきました。それもあって気持ちの面で変化があり、少しずつ危機感を感じるようになっていきました。

それでもまだ甘かったんですけどね。

6月ごろに部活を引退してからは、勉強時間が増えました。難しい問題に多く取り組むようにもなりましたが、なかなかできるようにはなりませんでした。

京大の入試は他の大学に比べて出題科目が多いのが特徴で、理学部だと、国語(100)・英語(150)・数学(200)・物理(100)・化学(100)(カッコ内は各科目の配点)の5科目が出題されます。

そのうち、特にできなかったのが数学、物理、化学。もう理学部あかんやんという感じ(笑)。高3の夏に受けた京大模試では、数学が、32点/200点でした。これを見たときのショックは忘れられません。現実をつきつけられました。

夏以降、学校の授業では難関大の入試問題のレベルに到達できないというので、各教科の先生にお願いして、本格的に個別指導をしてもらっていました。ただ、国数英理全部をこなせてはいなくて、成績は思うようにはのびませんでした。

高3の受験前のころの生活を振り返ってみると、

・平日:6時半ごろ起床、7時家を出る、7時半過ぎ学校着、~17時ごろ授業とか講座とか、~20時学校にて自習、21時前帰宅、~22時半ごろ風呂とかご飯とか、~24時過ぎ勉強、就寝

・休日:8時ごろ起床、9時過ぎ~17時勉強(@図書館)、17時半帰宅、~20時ごろぐだぐだ&風呂とかご飯とか、~24時ごろ勉強、就寝

休日は、時間的にもっと勉強できたんです。家族とぐだぐだしていましたね。追い込みきれないところがありました。

高3のころ、京大に落ちることを考えていませんでした。その理由はいくつかあります。

まずは、絶対に受かると思っていないとモチベーションが持たないからです。根がポジティブだということもあるんですが、意図的に「僕はうかる」と思っていました。

もう一つは、不合格の実感がわかなかったからです。もっと正確に言うなら、失敗する実感がわかないという感じです。中学は地元の公立校でしたし、高校受験はうまくいったし、知り合いの中に大学受験を失敗して浪人している人はいませんでした。そのころ僕は、失敗することがどういうことなのかを知りませんでした。

受験の直前1,2週間くらいは過去問をメインで解いていて、やればやるほど少しずつ解けるようになっているところでした。その実感があったからこそ、希望を持ってやっていました。そしてこのときは「浪人してもう1年勉強したら落ちるわけない」と思っていました。


受験 1回目

センター試験は得意だったので、本番でもなかなかいい成績を取りました。京大の受験ではセンター試験の配点はかなり低いのであまり気にしませんでしたが。

2月末、京大の2次試験は2日間にわたって行われます。

1日目は、午前:国語(90分)、午後:数学(150分)

2日目は、午前:英語(120分)、午後:理科2科目(180分)

京都にホテルを取ってもらい、新幹線で前日に一人で京都に行きました。大学から少し離れていたので、下見には行かずにホテルでゆっくりしていました。

試験を終えて、その時の手ごたえは覚えています。

「まあまあ解けたかも。よければぎり通ってるかも、、、でも理科はできなかったな。」

合格発表は自宅の古いパソコンで見ました。自信はなかったけれど、受かってたらいいなと期待はしていました。受験番号がないのを2,3度しっかりと確認すると、「落ちたかー」ってなりました。

受験に失敗したことの実感がじわじわ湧いてきて、めちゃくちゃ悔しかったです。その日のうちに、浪人することを決めました。というか、京大を目指して2年弱やってきた身としては、京大以外に行きたいとは思わなくて、発表の前から落ちたら浪人しようと考えていました。

一応、申し込みをしていたほかの大学の後期日程の試験も受けに行きましたが、結果はどうであれ、浪人は決めていました。ちなみに、その大学も落ちていました。

私立大は、金銭的な余裕がないことと、行きたいと思わないという理由で、受けませんでした。

浪人生

最初に言っておくと、浪人生は2種類に分けられます。

・浪人生活をかなり楽しむ人

・楽しみなんてあるわけないじゃんという人

僕は後者です。

センター試験の成績が良かったことで、かなり格安で、予備校に1年間通いました。僕が通ったのは、地方の予備校で、毎年数人ずつ東大京大に合格者を出しているところでした。僕は、まともに進学塾に通ったのはこのときが初めてでした。

同じ高校から6人くらいが、浪人して同じ予備校に入校しました。その中の2人と僕は1年間ずっと一緒に過ごしました。一人は高校のときからクラスは一緒だったけどあまりよくはしゃべらない人で、もう一人は高校では1度もしゃべったことがなかったけど浪人生活でとても仲良くなった人です。

授業は志望校のレベル別だったのでその2人と一緒になることはありませんでしたが、お昼ご飯と晩御飯はいつも彼らと一緒でした。

夏期講習のときだけ、高校のときの友人がもう一人加わっていました。その人はほんとに面白くて、あの時はちょっとだけ楽しかったです。

授業では出身の学校ごとに固まっている感じで、友達は全く増えませんでした。難関大クラスでは友達が一人もできなくて、ものすごく肩身が狭かったです。

8月ごろだったと思いますが、これではいけないと思って、かなり勇気をふり絞って、一人の人に話しかけました。そのときはクーラーのきいた部屋の中で、汗だくでした。その瞬間から、感じていた壁がなくなって、その周りの人とも話せるようになっていきました。これは浪人生活の中で1番のビッグイベント(笑)

浪人生のときの生活はというと、

平日:7時ごろ起床、8時前家を出る、9時前予備校着、~18時講座(講座がないときは自習)、~22時自習(20時ごろおにぎりをたべる)、23時前帰宅、~24時過ぎ風呂とかご飯とか、就寝

土日:8時ごろ起床、10時前家を出る、11時前予備校着、~19時自習、20時前帰宅、~23時ごろぐだぐだ&風呂とかご飯とか、就寝

勉強する時間は高校生のときよりも増えました。また、予備校の講座の内容はかなりハイレベルで、一緒に京大・東大を目指すライバルもいました。予備校では、点数を取るテクニックを教えてもらったという印象は皆無で、各教科の本質的な理解が深まったと思います。公立の学校の教師よりもお金をもらっているだけのことはあります。学習指導のプロはすごい。

復習が嫌いで、高校生までずっとしてこなかったのですが、浪人生のときは夏季講習期間中にまとめてしっかりと復習もしました。復習をすると、本当に頭に残るんですよ。受験勉強において、復習は欠かすべきでない重要な要素です。

浪人していると、メンタルがやられます。現役のときは「浪人したら絶対受かる」と考えていましたが、むしろ落ちる実感を知って、いくら勉強しても確実に受かる気にはなれなくて怖くなりました。根ポジ(根がポジティブの略)の僕でさえも、すごく憂欝でした。

特に、同い年で大学1年の友達もたくさんいて、その人たちの楽しそうな姿と勉強しかできない(遊べない)自分の現状とを比較してつらくなりました。浪人生は、社会的な立場では、学生ではなくて何の生産性もない無職なんです。大学生という肩書を持って堂々と遊びに行ったりはできないんです。

いくら勉強しても、合格するまでは自分のやっていることを認めることはできなくて、それが1番つらいんです。高校生のときは卒業したら終わりという気持ちがありましたが、1度落ちていると「もしまたダメだったら」と考えてしまいます。そういう気持ちになると、まるでゴール地点がどこなのか分からないマラソンを走っているようで、とてもつらいのです。

受験前には、受験勉強から脱したくて、早く終われ早く終われと考えてました。現実逃避(笑)

受験 2回目

現役のときの経験がある分、懐かしい気持ちもありながら受験しました。このときは、予備校でできた友人が同じ学部を受けていたので、一人ではありませんでした。お昼ご飯は2人でげらげら笑いながら食べたのを覚えています。

手ごたえは、ありました。

合格発表は、相変わらず自宅の古いパソコンで見ました。自分の受験番号を見つけた時は、びっくりして2度見しました。やってきたことが報われたことが、とにかくうれしかったです。

ちなみに、このときも私立大は受けませんでした。

まとめ

長くなってしまいましたが、どうだったでしょうか。

大学受験で浪人したくはないと思っているなら、僕の気持ちが伝わったことになります。(笑)

高校時代はイケイケどんどんで突っ込めたが、浪人生になるとそういうわけにもいかないんです。そこがきついですね。

しかし、逆に言えば、現役生は高い目標を持って突っ込めるのです。これは大事なことです。受かるかどうか分からないぎりぎりのラインに挑戦するのは、自分を大きく成長させますよ。

大学生になってから、勉強以外のこともたくさんできます。

読んでいただき、ありがとうございました!

ではでは~。