iPad Proとパソコンをbluetoothキーボード/マウスで快適に使いこなす

こんにちは!
たくです。
iPad Proはタブレットですから、外付けの入力機器をつけなくても、タッチ操作のみで全てのタスクをこなせます。
しかし、キーボードなどと組み合わせると生産性は格段に上がります。
僕は、Apple純正の「iPad Pro用 Magic Keyboard」ではなく、Bluetoothのキーボードとマウスを使っていますが、その理由を書きます!
iPadでやることと必要なアクセサリ
今年の4月にiPad Proを購入しました。
購入当初はまだiPad Proでできること・できないことの区別がついていなかったのですが、4ヶ月ほど使ってみて、僕がiPad Proに求める機能がはっきりしてきました。
僕はほぼ毎日iPad Proを使っていますが、やっていることを頻度・操作時間の多い順に挙げてみます;
- ウェブブラウジング
- ブログを書く
- SNSを使う(メッセージ送受信・ビデオ通話)
- 動画配信アプリで動画を見る
- 電子書籍を読む
- ノートアプリ、PDFなどに書き込む
- 写真を加工する(トリミング、明るさ調整くらい)
- PCを遠隔操作(ちょっとしたプログラミング、メンテナンス、iPadでできないことをやる)
iPadでできることは大体やっていると思います。
動画・音楽編集とかする人もいるのかな?
iPad Proのプロセッサは強力ですが、十分な機能を持ったアプリがあるかどうかはわかりません。あえてiPadでやる必要はないでしょう。
1.ウェブブラウジング、3.SNS、4.動画視聴、5.読書、7.簡単な画像編集、などの用途のみでiPadを使うのであれば、キーボードはなくても困らないと思います。
2.ブログ執筆や 8.プログラミングのように、文字入力が多い作業をするにはキーボードが必須です。
6.書き込みには、Apple pencilが必須です。指で文字を書こうとしたこともありますが、古代文字みたいになりました。笑
キーボードはiPadの快適性をかなり向上させる
上記のとおり、何か書き物をする人でなければ、キーボードは「なくても困らない」と思います。
しかし、普段からキーボードでiPadを操作している僕は、そんな人にも外付けキーボードを使ってみてほしいと思います。
なぜなら、その方が「快適に」iPadを使えるから。
画面キーボードの嫌なところを3つ挙げます;
- ボタンの境目が指の感触では判断できない。
→ブラインドタッチが難しい
→素早く入力できない - キーボードが画面を占領して、コンテンツの表示面積が小さくなる。
→メッセージアプリで過去のやりとりを見るのが大変 - 指紋で画面が汚れる
素早く入力する方法として、スマホと同じようなフリック入力があるかと思いますが、iPadはスマホと同じようには操作できません。
スマホと同じように使うには、iPadは画面が大きすぎると思います。
メッセージをやり取りするとき、特に現在進行形で話が進んでいるときには、表示画面が小さいととても使いにくいです。
画面が広いことがタブレット端末の利点なのに、良さが半減です。
外付けでbluetoothキーボードを繋げば、こんなことないわけです。
僕にとっては、素早い入力を可能にする点が特に大きい恩恵です。
Apple純正Magic Keyboard
というわけで、iPadに限らずタブレットユーザーにはぜひともbluetoothキーボードを試してほしいのです。
iPad使用者の場合、真っ先に思いつくのは純正のMagick Keyboard、Smart Keyboardですかね。
Magic Keyboardはトラックパッド付、Smart Keyboardはキーボードのみ。
どちらかを買うなら、断然、Magic Key boardがいいと思います。
AppleのOSはトラックパッドとの相性がとてもいいからです。
Proユーザー以外の選択肢は、Smart Keyboardのみです。
Apple純正のアクセサリですので、デザイン性はいいですよね。
ですが、僕はこいつらをおすすめはしません。
(かっこいいから使いたい気持ちはあるんですが、、、)
1番の理由は値段が高すぎること。
以下、2020/8/24時点でのAppleストアでの価格。
デバイス | キーボード | 値段(税抜き) |
iPad Pro (11インチ) | Magic Keyboard | ¥31,800 |
iPad Pro (11インチ) | Smart Keyboard Folio | ¥18,800 |
iPad | Smart Keyboard | ¥16,800 |
僕はこれらの商品に、値段相応の価値を感じません、、、
理由は、打ち込みの感触が気に入らないこととiPad専用であることです。
カバーと一体型になっていることもあり、とても薄くなっています。そのため、打ち心地は良いとは思いません。
好みの話にもなりますが、Appleストアで実際にタイピングしてみて、僕は好きになれませんでした。悪名高い「バタフライ式」ではないようですが、押し込み幅が小さいことに変わりはありません。
なんと言っても、iPad専用のキーボードでしかないというのが欠点ですね。
この点は、PC向けの「Magic Keyboard」でも同じく欠点です。
※このキーボード、僕はしばらく使ったことがあります。1台の機器でのみ使う場合は、いい商品だと思います。デザインがかっこいいのと充電が長持ちするのがGood。
僕が使っているアクセサリ
というわけで、iPadはキーボードを組み合わせて使うのがいいとは思うのですが、Appleの純正品には手を出さない方がいいかと思います。
(何度も言うようですが、デザインで選ぶなら純正品はすごくいい。)
僕が使っているアクセサリを紹介します。
タッチペン:Apple pencil 2
一つ目はAppleのApple pencilです。
ここまで純正の批判を書いておいて、いきなり裏切るわけですが、、、笑
タッチペンに関しては許してください。
そもそもタッチペンはiPadでしか使わないので純正品でいいんですよ。
このタッチペンにはいいところが3つあります。
ワイヤレス充電ができること、タップ操作で消しゴムとペンを切り替えられること、描き心地がなかなか優れていること。
僕は、「iPad Proを買うならこれもセットで買うでしょ」と思っています。
使っていて、特にこれといった感想はありません。笑
可もなく不可もなく。デザインも特別にいいとは思いませんね。
機能面で優れているとは思いますが、値段が値段なんで、当然かなと、、、
手書きでノートを取ったり、お絵かきをしたりするのなら必須です。

キーボード:HHKB professional2 type-S
ようやく本命のキーボードです。

HHKB(Happy Hacking KeyBoard)というブランド品を使っております。
お値段はAppleのiPad Pro 11インチ用Magic Keyboardよりも若干高いですが、機能性の面で圧勝という印象です。(Magic Keyboardにはトラックパッドも付いているので、「同じ値段」とは言えませんが。)
HHKBについては記事を書いているのでそちらをご覧ください。
PCではもちろん、iPadでも問題なく使えます。
マウス:Logicool M590
最後はマウスです。
僕はLogicoolのM590という商品を使っています。
このマウスを使ってみるまでは、Apple純正のトラックパッドと迷っていました。
macOSでは、トラックパッドを使うことで作業効率が格段に上がります。
僕はこのMagic Trackpad 2も使ったことがありますが、デザイン性を筆頭に、macOSとの親和性など、とてもいい商品でした。
Appleは、トラックパッドを使った「直感的な操作」を実現するのが得意だと思います。
その経験から、iPad OSでもマウスよりトラックパッドの方がいいのかなぁと思っていました。
ですが、マウスを使ってみると、意外に快適に操作できるんですよ。
iPadOSがすごいのか、タブレットでありながら、マウスでPCに近い操作感があります。
残念ながら、PCでブラウザの「戻る」「進む」に対応する側面のボタンには、はじめは機能が割り当てられていません。しかし、自分で好みのジェスチャー操作を登録することができます。
僕は横方向のスワイプを割り当てることで、「戻る」「進む」に近い操作をボタン操作で実現しています。
このマウスをはじめ、Apple社外製品は、機能面ではMagic Trackpad 2に劣ると思います。
しかし、いいところは、マルチペアリング機能があることと、お手頃な値段です。
何度も繰り返すように、一つのマウスで複数台を操作できるのはとても快適です。この快適さは、トラックパッドの快適さとはベクトルが違いますが、総合的に見たときにポイントは高いです。
M590では2台を登録することができ、真ん中の丸いボタンを押すと瞬時に切り替わります。PCとiPad Proとの間の切り替えは本当に一瞬です。

M590は、少し前のモデルなので、ネットでは手頃な値段で手に入ります。
使ってみると、「クリックの静音性」がとても心地よいです。Logicool製品をなめてました、ファンになりそうです、、、
握ったときの大きさはこんな感じ。若干小さい気もしますが、使ってみるとちょうどいい大きさです。

マルチデバイスをスマートに使い分ける
iPadはPCとセットで使うものだと思います。
タブレットにはできることとできないことがあるので。
マルチデバイス(複数の端末)を同時に操作することは日常的に起きます。
マルチデバイスを一種類のインターフェースから操作できるのは、省スペース化につながります。
すっきりしたデスクは、スマートな働き方の第一歩です。
僕はHHKB professional Hybrid type-Sと、Logicool M590を使って、PCとiPadを同時に、切り替えながら使います。
机の上に置かれたマウス・キーボードはこいつら1種類のみです。
まとめ
長くなりましたが、まとめます。
iPadを使ってできること・やることがあります。基本的にはどんな人も同じようなものです。
iPadを快適に使うために、とにかくキーボードを使うことをおすすめしたいです。
Apple純正のアクセサリは、マルチペアリングができないという点で、僕の候補から外れました。
iPadのアクセサリとして、僕は、Apple pencil 2、HHKB professional Hybrid type-S (bluetoothキーボード)、Logicool M590(bluetoothマウス)を愛用しています。
マルチペアリングのbluetoothキーボード・マウスを使ってスマートな仕事場を実現するのに参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではでは〜
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