マンションのインターネット通信がIPv6で10倍速くなった【楽天ひかり】

マンションのインターネット通信がIPv6で10倍速くなった【楽天ひかり】

こんにちは!
たくです。

コロナウイルスの感染拡大防止のために、在宅テレワークがどんどん広がっています。テレワーク関連の設備投資のために、企業のIT投資額も拡大しているようです。在宅テレワークを快適に過ごすには、通信速度の速いインターネット回線が必須です。

僕は楽天ひかりで光通信を契約していますが、通信速度が遅いことが大きな悩みでした。

しかし、今回「IPv6」を使った通信に切り替えることでその悩みが大きく改善されたので、その方法を紹介します!
まじで、「お、す、す、め、、、でっっっっす(th)!!!」

通信速度が遅いという悩み

僕は楽天ひかりのマンションタイプを契約しています。
楽天を選んだ大きな理由は、楽天ポイントがたまってお得だからです。

楽天カードを中心にした「楽天経済」は、賢く使えば本当にお得です。使わないのがもったいないと思うくらい。

まず、カード作るだけで5000ポイント(1ポイント=1円)もらえるってんだからこれだけでも十分。

さて、そんなわけで楽天ひかりを使っているのですが、「通信速度が遅い」という悩みがありました。

最近の一般的な光回線では、上限1Gbps(1秒間に1ギガビットのデータをやり取りできる)の速度が出ます。
しかし、実際に手元のスマホでインターネットに接続してもそんなに速くありません。通信会社や通信機器の問題があるからです。

通信速度は、スマホやタブレットなら速度チェッカーアプリで、PCなら速度計測サイトで簡単に測定できます。(アプリ・サイトによって速度の出し方が異なるので精度にはばらつきがありますが、目安にするのには十分だと思います。)

私の家では、昼間は20Mbps程度(上限値の50分の1)でした。調子のいいときでも50Mbpsくらい。ひどいときでは10Mbpsを下回ることもありました、、、

それでも通信速度としては「いい方」みたいですね。アプリでは「快適に使える」レベルと書いてありました。

簡単な調べ物をするのには困らないのですが、在宅テレワークでリモートデスクトップを使うとなると「快適」とは言えません。
自宅の回線の速度が遅いせいで、リモートデスクトップの動きがカクカクなって仕事になりません。。。

他にも、オンライン飲み会で使うビデオ通話では、途中で画像が途切れたり画質が著しく低下したりという悩みがありました。

原因と対策を自分なりに考えてみた

僕にとって耐えられるレベルではなかったので、速度が遅い原因を考えてみました。素人なりに思いついたのは3つでした。

1.使用しているルーターの性能が悪い
2.マンションで共同で使用している回線の限界
3.プロバイダの問題

1番目について。僕はバッファローの有線ルーターと無線LANルーターを組み合わせて使っていました。(どちらも4000円くらいの安いやつ)
メインのルーターは有線にして、スマホとiPad Pro用として、無線ルーターを有線ルーターにつないでいました。

20Mbpsは、有線ルーター・無線ルーターのスペックと比較して遅すぎるので、ルーターに原因があるとは思えません。

2番目について。Googleで「マンション ネット 遅い」などと調べると情報が出てきます。
マンションでは個々の部屋の回線を1本にまとめて通信をするらしい。例えば10人で1本の回線を使えば、その回線の上限の10分の1しか使えないことになります。
うちのマンションで配線がどうなっているのかは調べていませんが、これが原因だとしたらどうしようもない、、、、

3番目について。「〇〇の回線は速い」「△△は遅い」などの噂を聞きます。いくつかの要因が組み合わさった結果そうなっているのだと思います。僕はあまり気にしていませんが、乗り換えて速くなるならいいですね。

「IPv6」を使うと速くなるかもしれない

ネットで情報を見て、上記の3つのどれにも当てはまらない可能性があることを知りました。

「インターネット通信の速度が遅い原因は、IPv4(PPPoE )の通信が混雑しているせいだ。」というもの。

これを解消するために、IPv4と比較して空いているIPv6を使って通信をしようというのが、ここで言う「IPv6」です。

僕は、IPアドレスにv6というものがあり、それを使って通信ができるということは知っていました。しかし、インターネットを快適に使えるようになるというのは初耳。
もしかしたら、僕の部屋でもIPv6を使えば高速にインターネットを使えるようになるかもしれないと思いました。

世の中にあるWebサイトなどのサービスはIPv4で通信するものがまだまだありますが、IPv6の通信方式でそれを可能にする技術「IPv4 over IPv6」があるらしい。ストレートなネーミングでわかりやすい笑。

調べてみると、IPv4 over IPv6を実現する方式として主に
1.MAP-E
2.DS-Lite
というのがあるらしい。
さらにDS-Liteの中にはクロスパスとtransixというのがあるらしい。

楽天ひかりでも「IPv6」が使える

楽天ひかりのWebサイトを見てみると、楽天ひかりでもIPv6が使えるらしい。しかも追加の契約はいらないんだってさ。
知らんかった!やったぜ!

上に書いたもののうち、DS-Lite(クロスパス)方式を使っているそうです。

どうやればいいのかなと、サイトを読んでいくと、DS-Lite(クロスパス)方式に対応したルーターが必要だそうです。

対応機種一覧(https://rmisp.force.com/ispc/s/article/ISPC104)を見てみると、僕の手持ちのルーターは対応していないことがわかりました。

いい機会だと思い、貯まっていた楽天ポイントを使って新しい無線LANルーターを買うことにしました。

Buffaloのハイエンドモデル無線LANルーター購入

楽天市場でこちらを購入しました。


家についたときは大きさに驚きました。箱をマウスと比べてみるとこんな感じ;

仰々しい4本のアンテナがついた本体、ACケーブル、LANケーブル、台、説明書がついていました。

安いルーターしか使ったことのなかった僕にとって、ハイエンドのルーターは新鮮です。まあとにかくでかい。体積でいうと今まで使ってたルーター4個分くらい。

こいつをヘラクレスオオカブトと呼ばせてください。

初期設定して速度計測→10倍以上の速さ!!

まずは「ファームウェアアップデート」を行います。

ファームウェア更新

まずは最新版のファームウェアファイルをダウンロードします。
※楽天ひかりで採用されているDS-Liteクロスパス方式はファームウェアを更新しないと使えないっぽいので注意。

バッファローの商品サイト(https://www.buffalo.jp/product/detail/wxr-5950ax12.html)から「ソフトウェア」をクリック。

最新のバージョン(2020/8/10時点では3.04)のファームウェアをダウンロードします。
WindowsとMacの選択肢があります。
Windowsは実行ファイル(.exe)、Macはファームウェアのファイルと説明書きのファイルが入ったzipファイルでした。

僕はUbuntuを使っているので、zipファイルをダウンロードします。
ターミナルからunzipコマンドで、ダウンロードしたファイルを解凍します。
その中にある「wxr_5950ax12_jp_304」というのがファームウェアのファイルです。

次に、ダウンロードしたファイルをヘラクレスに書き込みます。

ヘラクレスのLANポートとPC のLANポートをLANケーブルでつないで、ヘラクレスの電源を入れます。
電源がついたらPCでブラウザ(Chromeなど)を立ち上げ、URLの欄に「192.168.11.1」を入力してEnter。
本体に付属のカードに書かれているパスワードを入力してログイン。
「詳細設定」→「管理」→「ファームウェア更新」に進み、先程解凍したファームウェアのファイルを選択し、設定する。
しばらく待つと完了。

インターネット接続

MODEM(終端装置)のLANの口とヘラクレスのWANポート(Internet端子)をLANケーブルで接続。
PCのLANポートとヘラクレスのLANポートをLANケーブルで接続。

付属の説明書に沿ってインターネットにつなぎます。
※PC じゃなくてもできます。スマホ、iPadからもできます。

楽天ひかりのIPv6クロスパスには自動で接続されるようです!!

速度チェック

Wifiをつないでスマホで速度チェックをやってみると、アンテナの向きなどによっては150Mbps以上(下り)が出ました!

そしてiPad Proでやってみると、なんと、750Mbps。。。!!!!(下り)

ヘラクレスは無線の帯域幅を優先させる機器を選択するなどの機能がついていますが、僕はとりあえず初期設定のままで使用しています。

有線でつないでいるNUCで速度を図ってみると、800Mbps!!!
上限の1Gbpsに近い速度が出ており、非常に速いことがわかります。

購入前はIPv6によって速度が改善されるか心配でしたが、見事に爆速に変わりました!!

IPv6のデメリット

速度は格段に早くなったんですが、一つ、デメリットがありました。

ヘラクレスを買って設定をしようとして初めて気づいたことなんですが、従来のIPv4と同じような「ポート転送」ができません。

自宅にインターネットに公開したサーバーを構築する場合、ポート転送機能が必要です。僕はラズパイで自分専用のVPNサーバーを構築しているので、初めはどうするか悩みました。

別の記事に対策を書いたので、興味がある方はどうぞ。

まとめ

長くなりましたが、まとめます。

光回線の通信速度が遅いことで、在宅テレワークやビデオ通話の室に満足できないという悩みがありました。
いろいろな要因が考えられえますが、速度を改善する可能性の一つとして、「IPv6」を使うという策があります。

楽天ひかりではDS-Lite(クロスパス)方式でIPv4 over IPv6通信を提供しています。(今までIPv6を使っていなかった人でも追加契約は必要なし!)

クロスパス方式を使うにはそれに対応したルーターを使う必要があるので、新しい無線LANルーターに買い替えました。その名もヘラクレスオオカブト。

新しいルーターでIPv6クロスパス接続を使うことで、通信速度が従来の10倍以上に改善されました!!!

IPv6への切り替え、まじでおすすめです!!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ではでは〜